マクリハニッシュ(Machrihanish) - 最も有名な1番ホール -

ポールマッカートニー&ウニイグスの全英No.1ヒットソング Mull of Kintyre (邦題:夢の旅人)で歌われたキンタイア岬までほど近い、スコットランドでも最果ての地マクリハニッシュに、最高のリンクスがあります。スコットランドの主要都市からは遠くて簡単には行けないので、ここマクリハニッシュゴルフクラブは幻の名リンクスと言えるかもしれません。このあとマクリハニッシュからセントアンドリューズまで車で行きましたが、一日かかりました。グラスゴーからなら半日ちょっとで行けるのではないかと思います。

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(Mull of Kintyre この道を下って行くと岬に出ます)

スタートホールは有名な海越え。干潮時には巨大なバンカーになります。私も浜辺からのバンカーショットやってきました。一回で脱出できました。しかし試練はさらに続きます。私がプレーした3日間は天気も良く風も弱かったので、天候に苦しめられる事はありませんでしたが、ブラインドホールに深いラフとバンカー、うねったフェアウエーと速いグリーン。樹木は全くない荒野と言った感じの中でリンクスゴルフをエンジョイできました。

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(マクリハニッシュ1番ホールの海越え。OBではないので水が無ければ砂浜に入ってもそのまま打てます。海の右側にフェアウエーがありますが、あまり右に逃げるとポットバンカーがいくつも口を広げています。勇気を持って海を越えましょう。)

マクリハニッシュにも宿泊施設はありますが、車で15分ほどのところにキャンベルタウンというこの辺では一番大きな町があるので、そこのB&Bに宿泊しました。落ち着いたきれいな港町です。ゴルフは一人ラウンドだったのでスルーで(スルーが普通です)1ラウンド3時間ほどです。余裕で2ラウンドも出来ますが、午後は町をぶらぶらしたり、公園で本を読んだり、Mull of Kintyreにドライブしたりしてのんびり過ごしました。

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(キャンベルタウンの港)

ちなみに宿泊したのはSeafield Hotel という家族でやっているB&B。私のつたない英語にも親切に対応してくれました。5年前ですがWi-fiも使えて良かったです。インターネット予約可で、シングルルームもありました。キャンベルタウンにはSpringbankというシングルモルトウイスキーの蒸溜所があり、夜はホテルのバーで、皿洗いのお手伝いをしている5歳くらいの娘さんとお喋りしながらスプリングバンクを一杯やっておりました。5歳とはいえやはり英語はあちらの方がうまかった。

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(Seafield Hotelのカウンターバー)

食事はホテルにもレストランがあって食べられますが、ホテルの近くにあったインド料理やファミレス風のレストラン、中華料理屋等で食べました。インド料理や中華料理はどこへ行ってもそれなりのおいしさで食べられます。パブもいくつかあるのでパブで食べるのも良いでしょうが、人見知りで小心者の私は、地元の人ばかりで盛り上がっている中に外人一人で入りにくかったので、結局キャンベルタウンではパブには入りませんでした。今思えば行けば良かったかな。