セントアンドルーズオールドコース (St. Andrews Old Course) - 聖地でのプレーは容易ではない -

聖地セントアンドルーズは、スコットランドの首都エジンバラから車で1時間位だったと思います。電車とバスでも行けなくはない様ですが、利便性を考えるとレンタカーで行くのが普通だと思います。セントアンドルーズはパブリックコースで基本的には誰でもプレーできますが、オールドコースは当然の事ながら大人気なので予約を取るのが困難ですし、予約は2人以上でないと出来ません。私は一人で行ったので予約はしていませんでしたが、当日2人や3人で予約しているところに組み合わせで一人ずつ入れてくれる制度があり、早起きして朝5時に1番ホールのすぐ横にあるスタート小屋に行きました。同じ一人参加ゴルファーたちが既に11人並んでいて私は12番目。インターネットで見られる予約リストでは結構空いていたので、すぐにでも回ってきそうです。
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(1番ホール前のR&A クラブハウス。左端の小さい小屋がスタート小屋。)

6時半ごろスタート小屋がオープンして並んでいる人の予約を取ります。その際にハンディキャプを申請しないといけませんが、みんなシングルばかり。私は当時ハンディ21でスターターにハンディ21だと言ったら、ちょっと怪訝そうな顔をされ、証明書を見せろと言われました。セントアンドルーズのルールではハンディ28以下でないとオールドコースではプレーできませんし、証明書を持って行った方が良いかもしれません。他のコースでもハンディキャプ制限を設けていると聞いていたし、ホームページにもその様に記載されていたので、証明書をJGAに発行してもらって持って行っていたので一応エントリーする事が出来ました。ちなみに他のコースでハンディキャップを聞かれた事はありませんでした。
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(こんな証明書を入手。1年間有効で手数料かかります。)

しかし時期が悪かった。ちょうどその週末オールドコースで全英女子オープンが開催される時で、マスコミ関係や練習ラウウドと思われる女子プロらしき人たちが次々と入ってきてスタートして行きます。オールドコースホテル滞在者は優先で入れてもらえるとの事で、これまた次々と入ってきてスタートして行きます。割り込みだと文句を言う権利も無く、大雨も降る中5時から並んでいた列の方は一向に進みません。結局、11時過ぎになり列からは7人くらいまでスタートできたところで、スターターが悪いが今日はもうおしまいこれ以上入れません、と宣言して私のオールドコースは終わりました。

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(18番ティーインググラウンド横からスウィルカンブリッジとR&Aと18番グリーンを望む)

そしてこれが私のオールドコースへのスタートでもありました。今度行って本当にプレーできる時にはシングルとまでは言いませんが、10代前半のハンディを持って行かないと格好がつかない、と言う事でゴルフの鍛錬に励んできた結果、現在ハンディ14。もう少し頑張って腕前を上げれば、オールドコースでも恥ずかしくないゴルフが出来るかもしれません。