ランディンゴルフクラブ (Lundin Golf Club) - Hellow World -

セントアンドルーズが何かと込んでいて、混雑嫌いの私はちょっとうんざり。それならばと、まわりにたくさんあるリンクスにも行ってみようという事で、高名なキングスバーンズ(お値段も高名っぷりにふさわしくプレーは無理)を通り過ぎてさらに進んで行くと、クレイル、イリー、ランディン、と次々に魅力的なリンクスが現れます。

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(Lundinを丘の上から見たところ)

まずはクレイルに飛び込みで行ってプレー出来ないか聞いてみましたが、今日は一杯で無理と断られ残念。外から見た感じでは海とのコントラストが美しいコースでした。イリーは入り口が良くわからず、知らないうちに通り過ぎ、次のランディン(ロンドンというのかも?)は見つけやすくてすぐにたどり着けて、スタート小屋&プロショップに直行。プロショップのおじさんが、幾らでも空いているからいつでもどうぞ、でももう一人、一人で来ている人が居るから一緒にプレーしたら(多分そう言った)と言うので、思い切って「じゃあお願いします。」(英語で言ったんよ。まあYesと言っただけだけど。)と言うと、「練習グリーンに居るから自分で話してこい」との事。おーっと、アレンジしてくれるんじゃ無いの?そう来るのならばYesと言わなければ良かった、と思ったのも後の祭り。覚悟を決めてドキドキしながら練習グリーンへ。

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(練習グリーン)

話が通じていたのかどうか良くわからないけど、とりあえずめでたく一緒にスタート。自分から誘いながら無言じゃ申し訳ないと、頑張って英語を喋る私。意外と結構通じている様だぞ。俺って英語行けてるのかも。なんていう事ばかり気になってでゴルフどころではない。同伴競技者はアメリカから来たという、ちょっと年上くらいのおじさん。仕事で一週間ほどスコットランドに滞在だそうだが、昨日はセントアンドルーズ、明日はキングスバーンズだと言っています。それ仕事ですか?
うらやましいのはさておき、プレーの途中では、サラッと天気雨が美しく光り輝く。そこに虹もかかり、何と言うすばらしい午後だ。これで同伴競技者がお姉・・・。まあとにかく外人とツーサムという苦境を乗り越え、よく頑張ったし、それはそれで楽しかった。

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(写っているかな?天気雨)

ここもトムモリス設計&ジェームスブレード再設計という、巨頭の手になる1868年誕生の古いリンクスですが、コースのネームヴァリューを求めなければ、私くらいの腕前のプレーヤーにとっては、ランディンの様なリンクスコースが本当にプレーを愉しめるのではないか、と思いました。
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(この通りのれっきとしたリンクスです)